「最近のレビュー」

映画:ゴールデンスランバー

 楽しみにしていた「ゴールデンスランバー」公開翌日に見ました。いわゆる逃走モノ映画ですが、米国的なヒーローがスレスレのタイミングで逃げまくって、本当の悪を打ち破って良かった良かった的な感じでなく、どちらかといえば、野うさぎが猟師からの銃撃をかいくぐり良かった良かった的に近いです。逃げる間、森の動物達が見事なサポートするような。とにかく人の信頼関係が面白いお話です。設定からすると、一見サスペンスの謎解きですが、この映画にはそんなものは求めてはいけません。謎は解けなくても見事に繋がってくれます。この監督は、「鴨のアヒルのコインロッカー」や「チームバチスタ」でもそうでしたけど、謎解きなんてどうでもよくて、人の繋がりを上手くまとめてくれます。音楽の斎藤和義さんもステキですし、舞台が身近な仙台ってのも最高な感じ。かなりツボ映画でした。

映画:アバター

 もはや言うまでもないアバター。少し生理的に受け付けない人もいるであろう青いキャラを、大ヒットにさせる映像力、ストーリー、ジェームズ君は流石です。3D+ほぼ最前列でみたので、首は攣りそうな状態でしたが、それでも面白いと思ったので、やっぱり面白いのだと思います。綺麗な惑星、大きな翼竜、かっこいいメカ、無鉄砲な主人公。男の子が喜ばない訳がないです。レアメタルの問題は現実的過ぎで、大国批判の社会風刺もありますが、見事なエンターテイメントになってます。3Dみ関しては体力使うので、主流になって欲しくないですね・・

書籍:猫を抱いて象と泳ぐ

 身体が大きくなれないハンディキャップを持つ主人公が、チェスを通して人の幸せや生き方を考えさせてくれるお話。登場人物にちゃんとした名前がなく、あだ名、呼び名で通り、住む町も無国籍な雰囲気。主人公はリトルアリョーヒンと呼ばれ、チェス盤の下にもぐりこみ、チェスの動きを頭で考えながら、天才的なチェスを打つのです。アリョーヒンとはロシアで実際に活躍したチェス名人で、打つ手は詩を書くような見ている人も魅了するチェスなのだそう。リトルアリョーヒンはチェス盤の下という狭い空間に自由を感じているのですが、どうも彼に感情移入はできなく、周りの人に感情移入して、とても彼が心配になるのです。とても静かなお話ですが、挿入歌は大橋トリオあたり合いそうです。読んで2週間後ぐらいにじんわり良さを感じています。

音楽:小林太郎

 THE日本人的な古風な名前なのに、実は高校卒業したてのロック青年。最近はジャズ系やボサノバ系の音楽に傾倒しつつありましたが、この小林青年のギターと歌声にはビックリしました。久々にロック系で「おぉ!」って感じです。デビューシングルの「ドラグスタ」は少し好みではありませんが、「安田さん」と「美沙子ちゃん」という曲は最高です。タイトルで損しすぎてますが、そこは若さゆえのナントカです。噂によると、ギターがフライングVらしく、雰囲気はカートコバーンみたいな。是非頑張って欲しい逸材です。ターゲットをアラフォーでいけば、急成長すると思います。

2010.02.14(新企画トモヤ的レビュー。本は説明が増えるので難しい)

一応過去分も載せておきます。
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